東洋医学と西洋医学の違いについて

日本の医療は西洋医学が主流であり、病院の治療は西洋医学なので馴染みのある医学です。

病院で受ける治療が西洋医学であるのに対して鍼灸院などの施術は東洋医学であり、東洋医学と西洋医学ではそれぞれ違いがあります。

東洋医学の場合は病気が悪いものと考えておらず、病気は体から発せられるサインと捉えています。人間は元々病気に対する防衛能力や自然治癒力を持っており、その能力が衰えることで病気を患うと考えています。

東洋医学では病気そのものを解消するのではなく病気の原因である防衛能力や自然治癒力の衰えを回復させることを目的としているので、肩こりや腰痛など原因が曖昧な症状に適しています。

西洋医学の場合は東洋医学と考え方が逆で病気そのものを悪いものと考えており、病気の原因を直接取り除きます。病気の原因を直接取り除くことを目的としているので即効性が高く、緊急性の高い症状に適しています。

東洋医学は体を全体で捉えているため、体の一部に痛みがある場合でも痛みのある部分だけでなく生活習慣や体質などあらゆる視点から原因を探ります。

これは痛みを引き起こしている原因が別の部分にある可能性があり、原因を解決することによって痛みのある部分も回復すると東洋医学では考えられているのです。

西洋医学は体の器官1つ1つが別のものと捉えているので、体の一部に痛みがある場合は痛みのある部分だけに注目して原因を探ります。

また東洋医学では病名を判断しなくても治療を進めていくことが可能ですが、西洋医学の場合は科学的根拠がないと治療を進めることができないため、レントゲンなどの精密検査を行って病名を判断する必要があります。

山口県の光市や下松市で鍼灸院をお探しの方は、当院をご利用下さい。
鍼灸による施術の他に整体やカイロプラクティックの施術を行っており、痛みの原因を解消して健やかな体が取り戻せるようにサポートいたします。

肩こりや腰痛をはじめ首の凝りやぎっくり腰、五十肩やスポーツ障害など幅広い症状に対応している鍼灸院ですので、中々改善しない悩みをお持ちの方はお気軽にご相談下さい。